大道具

現在、大道具は総勢10名。舞台セットの製作、舞台上では場面転換などの演出を担当しています。 雪山は発泡スチロールを削って作りました。紙ふぶきは毎ステージ2kg使用。 絵巻物のような豪華な飾り。 セットの立て込み。 僕たちの地球、制作風景。実は手書きなんですよ! ここで色を調合し、セットに塗装、もしくは背景幕を描いていきます。 美術プランよりミニチュア模型を作るのも大道具の仕事。模型は、稽古で立ち位置や動きを確認するのに活用されます。 舞台セットの質感を出すために、いろんな工夫をしています。こちらはミュージカル「火の鳥 鳳凰編」の舞台セット。木目が遠目からでもわかるように、表面を焼くという加工をしました。 我王が掘り上げる魔除け。舞台では、彫刻が完成するまで、徐々に見えてくるような仕掛けもありました。 すべてのシーンが、このセット一つで展開されるため、いろんな工夫が組み込まれています。角度により違う模様が現れたり、バラバラになって動いたり、中から出てきたり、蓋が開いたり!? 鍋やフライパンがいっぱいのクッキングセット。叩いて楽器としても使用しました。