小道具

現在、公演中の「アトム」「カンアミ伝」「山神様のおくりもの」「響 ALIVE」「カッパのパッカとはるかの夢」「正岡子規」。そして、現在稽古中の作品など、すべての作品を1人+αの力で作製。 演出からのオーダーは、「ハリウッドの大女優が楽屋で寝そべっているようなソファー」。 この人形は、胸のところが葉書サイズくらいに四角く開くように出来ています。開けると機械が…。舞台では見えませんがこだわった作りをしています。 舞台では、人間が段ボールを来てロボットに扮するシーンがあります。何気ない段ボールに見えますが、実は手間がかかっています。 演出からオーダーが出ると、この世にないものまで!?舞台に登場させます。 伝統芸能の作品からミュージカルへと変化し、小道具を造る材料も近代化!?紙・木・布・金属・発砲スチロール・ゴムetc.本物の鎧は重いですが、こちらはどちらもすごく軽くできています。 汗をぬぐうハンカチ、お母さんがあやす赤ん坊、腰につける刀…。どれも役者が“味”を出すのに必要な生活感を出す道具です。 2012年に上演する、県民ミュージカル「白瀬中尉物語−南十字星のもとへ−」(仮称)のPR版ショートステージで使用。役者と共に作ったアップリケの旗です。 舞台では見事な包丁パフォーマンスを披露!実は…包丁を落とさないようにと、指をかけて固定する細工が。これでクルクル回すのは簡単になりますが、刃を掴まないようにと役者も必死に稽古していました。 履き物も、小道具の担当です。わらじ、ブーツなど、役者に合わせてサイズもいろいろ。 被り物も、衣裳ではなく小道具。菅笠、シルクハット、パーティーかつらと、多様です。これは、お国言葉コメディ「ぷろぽーず」の劇中劇に登場予定の、シラノとベルジュラック用の帽子。シラノが付けるデカ鼻!?も ミュージカル「男鹿の於仁丸」主役・於仁丸の面は、ヘルメットのようにズボっと被るもの。役者の頭の大きさに合わせてあります。舞台では階段を下りるシーンがあるので、目や鼻の穴から足元がみえるように工夫してあるんですよ。 わらび座の先輩たちが作り上げてきた面。岩手の鬼剣舞の面、能面、ひょっとこ、おかめ、狐…木製、紙製、スチロール製と様々。