音響

音響は、音で空間を演出する仕事です。総勢7名でわらび座各作品の音を操っています。 音響の操作をする席。お客様にどのように音が届いているかわかるよう、PA席は客席と同じ空間にあります。 お客様の反応も、直に受け取れます。 マイクを通した役者の声や、音楽、効果音などの音量・音質を調節します。 役者の声をできるだけリアルに客席全体へ届けられるよう、音をつくっていきます。 生の芝居に合わせて、音楽や効果音をタイミング良く出していきます。緊張の連続! よりリアルな音をつくれるように、ステージの色々なところにマイクが仕込んであります。これは舞台の前に置いて、足元から役者の声や舞台の音を拾っているマイク。 実はこんなところにも!仮花道の裏側に、前からは見えないように置いています。 これは役者がつけるマイクです。声をよく拾い、且つ目立たないようにと、付け方も工夫します。 役者により、そして演じる役により、マイクの付け方は様々。個々に適した付け方を、役者と相談して考えていきます。笛などの楽器を吹いたり、早着替えをしたりする時もマイクが邪魔にならないように工夫して装着。